【中山大障害】やった!五十嵐ニシノデイジーが2年ぶり2度目V!「馬が成長してます」
<中山大障害>◇21日=中山◇J・G1◇芝4100メートル◇3歳上◇出走9頭 4番人気のニシノデイジー(牡8、高木)が最終障害の飛越で抜け出し、2年ぶり2度目の中山大障害制覇を果たした。五十嵐雄祐騎手(40)騎乗で勝ちタイムは4分40秒4。 五十嵐騎手はインタビューで「(気分は)最高です。なかなかG1を勝ってから勝てないレースが続いてたんですけど、この中山を得意にしているので力を十分に出せたと思います。最初ゲートを出て、ちょっとガチャガチャとしたんですけど、4、5番手で、あの、折り合いがすごいついてて…、馬が成長してます。デイジーがしまい勝負で切れるタイプではないので、何度も乗ってわかっているので、最終障害と4角は先頭のイメージで競馬しました。仕掛けた分、最後は脚があがっていたけど、ひと踏ん張りしてくれたと思います」とレースを振り返った。ファンに向けては、「ニシノデイジーの応援に来てくれた方もたくさんいると思いますし、その他の馬を応援しに来てくれた方もいっぱいいると思います。今日はデイジーが一番頑張ってくれました。これからもJRAのレースすべてですけど、障害レースも盛り上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と力強く呼びかけた。 昨年に続く連覇を狙ったマイネルグロンは最終障害を飛越後に石神騎手が落馬し、競走中止。5馬身差2着にエコロデュエル、3着にネビーイームが入り、1番人気のジューンベロシティは4着に敗れた。