MLB ド軍・CY賞2度の左腕・スネルと5年総額276億円で合意 大谷翔平、山本由伸、グラスノーと豪華4本柱だ!
【ロサンゼルス26日(日本時間27日)】米大リーグでジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていたブレーク・スネル投手(31)が、ドジャースと5年総額1億8200万ドル(約276億6000万円)で契約合意に達したと、大リーグ公式サイトなど複数の米メディアが伝えた。スネルも自身のインスタグラムに、ドジャースのユニホーム姿の合成写真を投稿。サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に2度輝き、今年8月には無安打無得点試合を達成した左腕が大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)と強力な『先発4本柱』を形成する。 ワールドシリーズを4年ぶりに制覇したドジャースが、大物左腕の獲得に成功した。複数の米メディアが5年総額1億8200万ドル(約276億6000万円)でスネルと契約合意に達したと報道。身体検査を経て正式契約する。 「ドジャースの今冬の優先事項は先発ローテーションにエースを加えることだった。スネルは山本由伸、タイラー・グラスノー、大谷翔平を擁する先発ローテに加わる。ワールドシリーズ連覇を果たす立場に立った」 米大リーグ公式サイトが伝えた。スネルは自身のインスタグラムを更新。「LA」とつづり、ドジャースの背番号7のユニホーム姿の合成写真を投稿した。6200万ドル(約94億円)が後払いになるとの報道もあった。 31歳のスネルはレイズ時代の2018年、パドレスに所属した23年にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞。今季は8月に無安打無得点試合を達成し、5勝3敗、防御率3・12でシーズン終了後にFAに。今オフの移籍市場ではオリオールズからFAになったバーンズに次ぐ投手との評価を受けていた。 ドジャースはワールドシリーズを4年ぶりに制覇したものの投手陣に故障者が相次ぎ、先発右腕のフラーティやビューラーがFAになったこともあり、先発投手が最大の補強ポイントだった。スネル獲得で右肘手術から投打二刀流に復帰する大谷、山本、グラスノーと強力な『先発4本柱』を形成する。 ともに右肘手術を受けた影響で今季は登板がなかったゴンソリン、メイの両先発投手と来季契約を結んだと発表しており、左膝の手術を受けたカーショーも再契約が濃厚。ミラー、ナックも控える。さらにロッテからポスティングシステムで米大リーグ挑戦する佐々木朗希、ヤンキースからFAとなった外野手ソトの獲得も狙っており、補強の手は緩めない。