岩佐歩夢「もう純粋に楽しくて」日本GPではFP1で公式セッションデビュー…データ収集に徹するもF1マシンの凄さを改めて認識|F1 TIME PLUS
スーパーフォーミュラとF1の違いについても率直に語った
ここで『DAZN』ではF2中継の解説を務め、スーパーフォーミュラではライバルでもある松下信治氏が「テクニカルな話とは別に、感情的にはどうですか?」と岩佐に質問。すると岩佐は先輩ドライバーを前に、笑顔を見せながら「本当に楽しかった」とF1マシンの凄さを語り始めた。そのやり取りは『F1 TIME PLUS Suzuka Day1』で公開されている。 岩佐「いやー本当に楽しかったです。もう純粋に楽しくて。F1マシンはアブダビで乗りましたけど。他のマシンで数多く乗ってきた鈴鹿サーキットでF1マシンというのは、こんなとこをこんな風に攻められるんだ、みたいな部分があって。あぁ、F1マシンって本当にすごいんだというのを改めて実感しました」 松下「スーパーフォーミュラと比べてスピード感はどうですか」 岩佐「正直、S字などはあまり変わらないです。乗っている感覚は似ていて。ただそのクルマに対する安心感だったり、キャパシティはF1のほうが広い。限界値も高いので、その辺は安心感の違いというのはあるんですけど、スピード感は違いが結構ありました」
岩佐「低速は違うのかなと思いました。クルマの重さと、あとはその重たい、デカいタイヤをテクニカルな部分、クルマの精度という部分でグリップさせようということをしているのが感じられた。そのへんがスーパーフォーミュラとの違いかなと思いました」 直近2シーズンはF2で戦い、総合5位、総合4位とスーパーライセンス取得をクリアした岩佐。今季は日本のスーパーフォーミュラを主戦場としているが、F1のマシンを公式セッションで駆ったことにより、夢だと語る“F1レギュラードライバー”、そして“ワールドチャンピオン”への道を、改めて強く意識したようだ。
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