渡辺謙 21歳下妻との結婚生活 料理は「早番なんで。朝、昼は僕」 夜は「奥さん」も炒め物は…
俳優の渡辺謙(65)が4日放送のTBS「人生最高レストラン」(後11・15)にゲスト出演。家庭での食事について語った。 【写真あり】杏 父・渡辺謙とイタリア旅行「父もはしゃいでおります」 パリでは家族でピクニックも 食へのこだわりを問われた渡辺は俳優について「体が行って、何かをやってなりわいになるので、凄い動物的な感覚で生きてるんですよ。だからエサって凄い大事」と言い切った。 「今、食べたいものにどれだけ寄せていくか」とし、買い物に自ら行くこともあるのかと聞かれると「八百屋さんに友達がいるんですよ」と声を弾ませた。 「電話して、取りに行きます。連絡して“今、何?”って言って」と渡辺。食べる時は作ってもらうのかとの質問には「僕は早番なんで。朝、昼は僕が作るんですけど。夜は奥さんが」と平然と話した。 作るメニューは「早番はね、僕がコーヒー好きなんで、パンとコーヒーとヨーグルトとか。昼はわりかし麺とか。パスタもあるし」と話した。 妻は「夜はいろんな物」を作るとしたが「中華とか、チャー系(炒め物)の物は遅番で僕が作ります」と告白。渡辺が作った料理として、マツタケご飯やボンゴレビアンコやおでん、ニラ玉と麻婆豆腐などの写真がが披露されると、「僕も食えない時期があったんで、洋食をやってるシェフの喫茶店でバイトをしてたんですよ。その時に結構仕込まれたんですよね」と若かりし頃の意外な一面をのぞかせた。 得意料理は「麻婆豆腐とかぎょうざとか」と明かし、ぎょうざについては「皮はさすがに買ってきます。100個ぐらい作ってストックして。あれかなりいいんですよ。無心になれる。豚肉も自分でこう細かくして。あんを作った段階で、ふう~って」と笑顔で話した。 「料理って、物を作る感じは芝居を作る感じに似てるんですよね」としみじみ。「材料集めて、それをどのタイミングでどうやっていくかって結構頭使うし、例えば3時間の舞台でも、どういうふうに練っていくとか、長い映画の撮影の時でも、どれぐらいのスパンでピークを持っていけばいいかとか、そういうのを考える方法が似てるんじゃないかな、料理って。まあ短いですけどね」と続けた。 それでも料理のピークについては「食べる時ですね」ときっぱり。「やっぱりぎょうざで、パッと返してパッと並んだ時に、これはもう(どうぞって)」と手を広げる仕草をしてみせた。 渡辺は23年春に21歳年下の女性と再々婚。最初の妻との間には長男で俳優の渡辺大と、長女の杏がいる。