元KAT-TUN田口の次は田原 元ジャニーズとの契約会社に業界が注目するワケ
歌手・田原俊彦が、6月に大手レコード会社「ユニバーサルミュージック」からニューシングルを発売することが明らかになった。
田原俊彦は約11年ぶりにメジャー復帰
田原は、ジャニーズ事務所に所属し、「たのきんトリオ」の一人として活躍していた1980年6月に『哀愁でいと』で歌手デビュー。 その後、『抱きしめてTONIGHT』や『ごめんよ涙』など数々のヒット曲を世に放った。ジャニーズ事務所退社後、一時期はテレビなどでの露出が減る中、近年は所属事務所の自主レーベルなどからシングル曲をリリース。 今年6月リリース予定のニューシングルで、約11年ぶりにメジャー復帰することとなった。
元「KAT-TUN」の田口も同じレコード会社と専属契約を発表
田原がニューシングルを発売する「ユニバーサルミュージック」といえば、先日に昨年3月にKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所を退社した田口淳之介とも2年間の専属アーティスト契約を結んだばかり。 ここにきて、“元ジャニーズ”とのパイプを強化しているようにも見える同レコード会社だが、音楽誌の編集者はこう語る。 「『ジャニーズ事務所』といえば、『嵐』や『TOKIO』らが所属する自社経営の『ジェイ・ストーム』以外に、『V6』や『Kis-My-Ft2』は『エイベックス』に所属。昨年解散した『SMAP』は『ビクターエンタテインメント』に所属させ、『関ジャニ∞』も14年までは『テイチクエンタテインメント』に所属させるなど、他のレコード会社ともパイプを作って来ました。そんな中、『ユニバーサルミュージック』は『ジャニーズ事務所』のアーティストが所属していない数少ない大手レコード会社の一つ。そういう意味では、『ジャニーズ事務所』とのしがらみはありません。さらに、最近では傘下レーベルの『Virgin Music』が、『ボイメン(=BOYS AND MEN)』といった『ジャニーズ事務所』と競合する、いわゆる男性アイドルグループの売り出しにも力を入れています」