【巨人】TJ手術の代木大和、硬式球で術後初のマウンド投球「すごく順調」
4月に「左肘内側側副じん帯再建術」(通称トミー・ジョン=TJ手術)を受け、リハビリ中の巨人・代木大和投手が26日、術後初めて硬式球を使ったマウンドでの投球練習を行った。ジャイアンツ球場の室内練習場でネットに向かって20球。「(球速)100キロぐらいをめどに。結構腕を振って、傾斜にも少しずつ慣れてきているかなという感じ。予定通りに(リハビリを)進めているので、今のところはすごく順調かな」と振り返った。 手術から7か月以上が過ぎた現在、キャッチボールは45メートルまで距離を伸ばし、力感は6割程度。年内は傾斜で投げる回数を徐々に増やし、来春頃には座った捕手への投球練習の再開を目指してでリハビリに励んでいる。育成契約でのスタートなる4年目の来季へ向けて「少しずつ段階を上げていっているので、自分の意図したボールが投げられるようにしていきたい」と意気込んだ。 代木は、高卒2年目だった23年に1軍デビューを果たして13試合に登板して0勝0敗、防御率5・40をマーク。3年目の今季は、春のキャンプ2軍スタートとなり、2月下旬に故障班に合流。その後左肘の手術に踏み切っていた。
報知新聞社