万博決定で招致委幹部が会見(全文1)オールジャパン体制での招致が第一の勝因
万博の新体制立ち上げ時期は?
共同通信:共同通信の【オンダ 00:09:47】と言います。榊原会長にお伺いします。新たな体制をつくって進めていくということでしたけれども、新たな体制の立ち上げの時期のめどと、現在まだ大阪や関西の盛り上がりはあるんですけれど、東京とか日本全国にまだ波及はしていないかなというところで、新しい組織でそういったところをどう盛り上げていくのかというところをお伺いしたい。 榊原:はい。新しい組織、体制については政府が年内をめどに立ち上げられるというふうに聞いております。それ以上私は、特にそれについては関与しておりませんので、そういった話を聞いているということです。 盛り上がりにつきまして、大阪・関西地区では大変な盛り上がりがあったわけでございますけれども、日本全国としてもさまざまな形での支援ができたということで。例えば大阪・関西万博を支援するサポーターですね。これは大阪・関西に限らず全国各地から集まったわけでございますけども、それは130万人の署名というかな、いただいています。それからいろんな企業からも協賛というか、支援をいただいておりまして、その企業の数も、数は今、持ち合わせておりませんけれども、6000社ですか、6000社。これは大阪・関西に限らず、日本全国から支援をいただいておりまして、そういった意味で大阪・関西を支援する行為というのは、全国的だったというふうに思っています。これから全国的な規模で立ち上げていくというのが大きな課題であろうというふうに思っています。 共同通信:全国規模の立ち上げなんですけれども、経団連としての今後の全国的な企業の巻き込みっていうのはどう。 榊原:私は経団連もこの5月に退任していますので、経団連のことを申し上げる立場じゃないんですけれども、当然、経団連も経済界の代表、経済界の立場として、いろんな形で直接、間接的にこの万博に協力していくということであろうと思っています。 櫟:手前のグレーのスーツの方。