大の里 稽古総見で横綱・照ノ富士に勝ち越し 大関2場所目へ「大間のマグロ」でチャージ
大相撲初場所を前に、横綱審議委員会による稽古総見が6日行われました。 石川県津幡町出身の大関・大の里は、横綱・照ノ富士らを相手に順調な仕上がりを見せました。 【写真を見る】大の里が大間のマグロに食らいつく 大関2場所目へ意気込み 12日から始まる大相撲初場所を前に、東京の国技館で行われた稽古総見では、八角理事長ら親方衆が見守る中、大の里は、横綱昇進を目指す同じ大関の琴櫻や豊昇龍と申し合い稽古に臨みました。 この後、休場明けで再起を期す横綱・照ノ富士と連続して相撲を取る三番稽古で勝ち越すなど、好調ぶりを印象付けました。 大の里「復興まではまだですけど、しっかり1月場所から自分の相撲で地元に明るい話題を届けられるよう頑張りたい」 ■部屋に届いた大間のマグロ 大の里も舌鼓「めちゃくちゃおいしい」 大の里が所属する二所ノ関部屋に、5日届いたのは青森県大間産のクロマグロ。 豊洲市場の「初競り」で落札されたもので、新春の縁起物で力士を元気づけようと、部屋を支援するアイ工務店からプレゼントされました。 マグロは寿司職人によって解体され、大の里も握り寿司に舌鼓を打ちました。 大の里「めちゃくちゃおいしい。1年の新しいスタートをいい形で切れるよう、あと1週間しっかり準備したい」 この後、地域の人たちにもちゃんこ鍋といっしょにマグロが振る舞われ、訪れた人は綱取りを目指す大の里の活躍に期待を込めていました。
北陸放送