山崎賢人、信と王騎の名シーンで「大沢さんの体温を背中で感じた」 大沢たかおの支えに感謝
大沢も「6~7年も王騎将軍の準備をしてきた自分としてもすごく大切なシーンで、信という人間にバトンタッチするために頑張ってきたんだという思いがありました」と語ると「『キングダム』の撮影って、あまり話し合ったり準備に時間をかけないんです。ほぼぶっつけなので山崎くんがどんな表情なのか見えていなかったのですが、出来上がった映画で山崎くんの表情を見て僕は感動したんです。本当に信がそこにいました」と二人で作り上げた最高のシーンだったと話す。 またこの日は、原作者の原泰久から山崎にメッセージが。「公開から4か月、『キングダム』らしい粘り腰で興収80億円の大台に間もなく届きます。シリーズものというのは、徐々に数字が下がっていくものなのに、4作目にしてこのジャンプアップは本当にすごい」と称賛。「主演の山崎賢人くん、素晴らしい結果でシリーズの有終の美を飾ることができました。賢人くんに信を演じてもらえて本当に良かった。賢人くんと『キングダム』との出会いには、何か運命的なものを感じます。主演として、また現場の座長として、これまで多くのものを背負って戦ってくれてありがとうございました」と座長としてシリーズを引っ張ってきた山崎に、あらためて感謝した。
山崎は「これだけ映画に原作者の原先生が親身になってくれるのは、先生の人柄だと思います。映画として最高の作品を一緒に作り上げられたことが本当に嬉しいです」と原へのリスペクトを表現すると、大沢に「王騎将軍としても、大沢さんとしても、自分を見守ってくださり、いろいろなものを授けてくださり、本当にありがとうございました。これからも自分の絶対に揺るがない大切な魂を持って生きていきたいです」と感謝を述べていた。(磯部正和)