大泉洋、映画「室町無頼」は「気持ちのいい作品」 長尾謙杜「アクションは我ながら、かっこいい」
垣根涼介さんの歴史小説を原作とする映画「室町無頼」(入江悠監督)のジャパンプレミアが18日、東京都内で行われ、主演の大泉洋、長尾謙杜(なにわ男子)らキャストが出席した。 室町時代の京都が舞台の同作では、主人公の蓮田兵衛(大泉)ら無頼の者たちが幕府に立ち向かう姿が描かれる。「その後に応仁の乱が始まり、戦国時代に入っていく混沌(こんとん)とした時代に、悪政に苦しめられている人々が立ち上がる、気持ちのいい作品だと思う」と大泉。完成した映画を見た感想としては、「クライマックスの一揆のシーンがすごい迫力で、見終わった後、疲れましたね」などと語った。 激しいアクションシーンが今作の見どころの一つだが、大泉は「(撮影中の)立ち回りでけがをして、膝を7針(縫った)」と打ち明け、「昨年のNHK紅白歌合戦の歌唱では膝が痛くて、あまり動けない状態だった」とも。その場面は「監督が『すごいシーンが撮れた』と言っていたのに、初号を見たらカットされていた」そうで、「『使っていないじゃないか!』と…。何でカットしたんだろう」とぼやいていた。 一方、長尾は「アクションが大変だった」と振り返りつつ、「完成した映画を見てみると、我ながら『かっこいいな』と思いました」と笑顔を見せた。 この日は松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一も出席した。来年は来年1月17日公開(IMAXでは同10日から先行上映)。