4か月ぶり実戦復帰 “競輪界のサラブレッド”山崎歩夢がルーキーシリーズプラスV「不安は大きかった」
四日市競輪のナイター「泗水杯争奪戦(G3)」は10日に最終日を終えた。最終日の3Rルーキー企画レース『ルーキーシリーズ2024プラス』を制した山崎歩夢(19歳・福島=125期)に話を聞いた。(アオケイ・宮本記者) 初手は⑥山崎歩夢-①伊東佑晟-②遠藤拓巳-③谷内健太-④栗山和樹-⑤久田朔-⑦船山真生の並び。はじめに切った久田に乗った谷内が打鐘で叩いて先行態勢。2番手の久田が車間を空けながら様子を見ていたが、3番手を取った山崎が最終ホームから一気に捲って1着。伊東が追ったが、2番手の久田がスイッチして2着に入着した。
1着 山崎歩夢(福島・19歳)
スタートで出て、入れるところがあったら入ろうと思っていたけど、誰も取らなさそうだった。それならSを取っちゃおうと思った。早めに押さえに来なければ先行してもいいかなと思ったけど、残り2周で来たので、出させて入れるところに入った。あとは自分のペースで捲ろうと思った。 1周半から先行のペースが上がるなら構えで2コーナと思ったけど、谷内さんが流しながらの先行だったので、ホームから行きました。(早期追い抜きで)4か月走れなかったけど、いい感触で踏めた。単騎戦なので全開で行くと後ろに行かれてしまう。所々流しながら踏めました。 4か月間練習してきたことが自信に繋がって積極的なレースに繋がったと思う。4か月走れなかった不安は大きかった。楽しみながらというよりは不安を抱えながらでしたね。
次は川崎開催。特昇は意識しないけど、一走一走全力で走った結果で積み重なっていけば。