約850メートルにわたる大小40の奇岩群をライトアップ…対岸に向かって一直線につながった
国の名勝・天然記念物に指定されている和歌山県串本町の「橋杭岩」で31日夜、ライトアップの試験点灯があり、約850メートルにわたって並び立つ大小約40の奇岩群が様々な色の光で照らされた。
ライトアップは「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録された2004年から毎年、実施。17年には各地に埋もれている夜景を観光資源としてアピールする「日本夜景遺産」に選ばれた。
日没後、トラック2台に積んだ約80基のライトを順番に点灯。青やオレンジ、黄色などの光を照射すると、奇岩は対岸の紀伊大島に向かって一直線につながった。海面もLEDライトが照射された。
本番は1日~3日の午後5時半~8時半。荒天時は中止。問い合わせは、町産業課(0735・62・0557)。