『第47回ぴあフィルムフェスティバル 2025(PFF)』開催決定 出品料無料を高校生以下から19歳にまで拡大
『第47回ぴあフィルムフェスティバル 2025(PFF)』が、2025年9月6日(土) から20日(土) の13日間(月曜休館)にわたって、東京・京橋の国立映画アーカイブにて開催されることが発表された。 そして、2月からは“映画監督への登竜門”として知られる、自主映画コンペティション「PFF アワード 2025」の作品公募もスタート。応募受付期間は、2月1日(土) から3月23日(日) まで。 「PFF アワード」は、映画監督を目指す若者たちの自主映画コンペティション。1977年のスタートからこれまでに『Cloud クラウド』の黒沢清監督、『ほかげ』の塚本晋也監督、『キングダム』の佐藤信介監督、『国宝』の李相日監督、『まる』の荻上直子監督、『本心』の石井裕也監督、『PLAN 75』の早川千絵監督、『ナミビアの砂漠』の山中瑶子監督など、180名を超えるプロの映画監督を輩出してきた。 昨年の「PFF アワード 2024」では、高校生以下の出品料を無料化したことをきっかけに、25歳以下の応募者が前年比で153%増加し、応募総数も前年比135本増の692本と活性化。18歳以下の監督による3作品が選出され、史上最年少となる14歳の中学生の入選監督も誕生した。 かつて、自主映画といえば8ミリフィルムでの映画制作だったが、「PFF アワード 2024」で入選した中学生・高校生監督たちの映画は、撮影から編集まで全てスマホで完結した作品や、高校の美術科で仲間たちとつくられた作品、放送部の部活としてチームで映画制作を行った作品と、さまざまな制作体制でつくられており、新時代の到来を感じるものに。これを受けて、「PFF アワード 2025」では、出品料無料の対象が10代=19歳までに拡大されることとなった。 また、もうひとつの大きな変化として、長編映画製作プロジェクト「PFF プロデュース(旧称:PFF スカラシップ)」への企画提出権を、更なる長編映画デビューへのチャンスを拡大すべく、これまでの「PFF アワード受賞監督」から「PFF アワード 全入選監督」に変更することも発表された。 ■「PFF アワード 2025」のスケジュール 2月1日(土) 作品受付スタート 3月23日(日) 応募締め切り 7月初旬予定 「PFF アワード 2025」入選作品発表 9月6日(土)~ 映画祭『第47回ぴあフィルムフェスティバル 2025』で上映 9月19日(金) 表彰式 最終審査員らにより、受賞作品発表 <イベント情報> 『第47回ぴあフィルムフェスティバル 2025 2025年9月6日(土)~20日(土) ※月曜休館 会場:東京・国立映画アーカイブ(京橋) ■「PFF アワード 2025」作品募集 受付期間:2025年2月1日(土)~3月23日(日) 出品料:一般 3,000円 ※19歳以下は無料(2005年4月1日以降生まれの方)※年齢がわかる書類が必要