【大草直子】オール私物で「大人のドレスアップ」4選
「海外出張が多くなり、レセプションやパーティに呼ばれる機会がぐっと増えているんです」という大草直子さん。オール私物でお届けするリアルな大草さんの洗練されたドレススタイルに注目。 【写真】大草直子さんのセンスのいい着こなし
ドラマティックなシルエットで魅せる
遠目にも映える立体ドレープの華やかスカートと体にフィットする透けニットでメリハリを。小物使いにパンチを効かせて、非日常へシフト。
タフタ素材のドレッシーなスカートにシアーなニットをプラス。「スカートのシルエットをよりきわだたせてくれるのが、ストイックなニットです。パンキッシュなスタッズのバッグとバングルは、海外のパーティでもとってもほめられました。数年前ならきっとレザーのクラッチを合わせていたけれど、50歳を超えた今は、小物に強さを導き出してもらうのもいいかなって思って。この強さがドレスアップの秘訣です」。 KNIT:MADISONBLUE SKIRT・BANGLE・BAG・SHOES:Alexander McQUEEN
素材合わせの妙で華やがせる
しなやかなトップスと、硬めな濃色デニム。「軟」と「硬」を取り混ぜ、さらに小物で異素材を足せば、ぐっとドラマティックに。
ブラウスのシルク、ジャケットのスパンコール、バッグのレザー、サンダルのラインストーン。ブラウスとパンツでつくるドレススタイルには、さまざまな素材を重ねて立体的な華やぎを。「スパンコールのジャケットも“派手?”ってなりそうだけれど、これがないと全然足りない! 自分の気持ちより3割くらい華やかさを盛る。特別な日を飾るのはそれくらいがグッドバランス」。 BLOUSE:SAINT LAURENT PANTS:MUSE de Deuxième Classe JACKET:ZARA EARRINGS:rabanne BAG:PIERRE HARDY SHOES:MANOLO BLAHNIK
ボリュームアクセサリーを顔まわりに効かせる
人の目を集め、「それは何?」「そんなふうに重ねればいいんだね」……と、コミュニケーションのきっかけをつくるのも、ドレスアップのコツ。