年収大幅アップも夢ではない? 人手不足の建設・土木業界で昇給を目指すには
人手不足が深刻化している業界では、マンパワーが足りていない分、収入が高い傾向にあったり昇給が見込めたりします。実際に、人手不足が目立ってきている「建設業界」や「工事・土木業界」は年収が高い傾向があります。 そこで今回は、「建設業界」「工事・土木業界」の年収や昇給するために必要なポイントについてご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
「建設業界」「工事・土木業界」の平均年収
日本最大級のデータベースを誇る「SalesNowDB」によると業界別平均年収ランキングTOP10の中に「建設業界」「工事・土木業界」どちらもランクインしています。それぞれの平均年収は表1の通りです。 表1
※株式会社SalesNow SalesNowDB「2024年版業界別平均年収ランキングTOP10」を基に筆者作成 年数は違いますが、民間給与実態統計調査によると令和4年度の平均年収は458万円のため、「建設業界」「工事・土木業界」は平均よりも高いことが分かります。
「建設業界」「工事・土木業界」で昇給するために必要なポイント
「建設業界」「工事・土木業界」の平均年収が高いからといって、人手不足なら誰でも昇給するわけではありません。昇給するためには、コツコツ努力することが大切です。「建設業界」「工事・土木業界」で昇給するために必要なポイントをご紹介します。 ■資格を取得する 「建設業界」「工事・土木業界」で活躍するためには、さまざまな資格を取得することがポイントです。例えば「建築士」「建築設備士」「電気工事士」などが役に立ちます。資格を取れば「資格手当」が付く場合があるため給料が上がります。企業が指定する資格があるかどうか確認して、積極的に所得しましょう。 ■積極的に行動して人と差別化をはかる 人と同じ行動をしていても給料は周りと同じのため、人が嫌がる仕事も積極的にしましょう。人がやらない仕事を積極的にすると、現場における自分の価値が高まります。何事にも積極的にこなす姿勢が上司の目にとどまると、新しい仕事を任せられる可能性もあるでしょう。 ■今よりも給与が高い企業へ転職する 会社の規模が大きくなると、平均年収も上がる傾向にあります。そのため、今の会社ではこれ以上の昇給は見込めないといった場合は、規模の大きな企業へ転職するのも1つの手でしょう。ただし、転職先で年収アップさせるには即戦力となるスキルや経験が必要だということも理解しておく必要があります。