カミラ王妃、韓国系アメリカ人作家の小説『パチンコ』を大絶賛...! "推薦書"として正式に選定へ
カミラ王妃が立ち上げたオンラインのブッククラブ「The Queen’s Reading Room」が、最新の推薦書にNY在住の韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーの『パチンコ』を選んだ。 【写真】波乱に満ちた、チャールズ国王&カミラ王妃の「スキャンダラス」な交際タイムラインをふり返り ブッククラブとは、1冊の課題図書をグループで熟読し、その後、ディスカッションをするというもの。カミラ王妃のオンライン ブッククラブは、彼女自身が愛読し、国民にも推薦したい本を不定期にシェア。その本は、たちまち話題となり、オンライン上のディスカッションのトピックとなっている。2021年、コロナ禍中にスタートし、現在も継続している。 王妃は今月、2017年の著書『パチンコ』を推薦書に追加。韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーによる大ベストセラー本で、2022年にはアップルTVでドラマ化も実現した。日本統治下の韓国で育ち、後に日本へと渡るソンジャを中心に、彼女のファミリーヒストリーを4世代にわたり描いたフィクションだ。カミラ王妃はこの本を次のように説明する。
「困難に直面した女性の立ち直る力と気概を非常にパワフルに描いている。20世紀の日本に暮らす韓国人の生活の興味深い実態を何世代にもわたって書いた大作。感動的で記憶に残る」 ブッククラブが王妃の推薦書を投稿すると、すぐに著者のリーがオンラインにて反応した。 「王妃が推薦してくれました。彼女は私の2作目の本を読み、その事実を光栄に思います。現在ロンドンにいて、リサーチや3作目の改訂のインタビューをしているところで、王妃の寛大な言葉はまるで魔法のように感じられる。ありがたいです」とX(旧Twitter)に投稿した。 2021年、コロナ渦中にオススメの本をシェアしていたことから始まったカミラ王妃のブッククラブ。 「誰でも調べることができ、自分に合う1冊を見つけて楽しめるものにしたかった。私自身、読書が大好きで、多くの人々も読書から大きな喜びを得ていると思うのです」と、当時述べていた。戴冠して王妃になってからは名称をクラブの名称を「The Queen’s Reading Room」に変更。『パチンコ』は王妃が選んだ多くの本の中の一冊で、今年1月にはチャールズ皇太子が人質に取られるという小説『The Lords’ Day』を推薦書に選んで、ユーモアのセンスがあると評されていた。
from Town and Country.com