大坂なおみが世界11位カサキナをストレートで退け16強入り、ツアーレベルのクレーコートでキャリア2度目の3連勝 [イタリア国際/テニス]
大坂なおみが世界11位カサキナをストレートで退け16強入り、ツアーレベルのクレーコートでキャリア2度目の3連勝 [イタリア国際/テニス]
WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、世界ランク173位の大坂なおみ(フリー)が第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 6-3で下してベスト16進出を決めた。試合時間は1時間20分。 ~BNLイタリア国際で16強入りを決めた元世界ナンバーワンの大坂なおみ選手~ ツアーレベルのクレーコートで大坂が3試合連続で勝ったのは、2019年5月のマドリッド(WTAプレミア・マンダトリー)以来でキャリア2度目となる。 同大会に3年ぶり5度目の出場となる26歳の大坂は、2019年のベスト8がこれまでの最高成績。前回プレーした2021年は第2シードとして臨んだが、初戦となる2回戦でジェシカ・ペグラ(アメリカ)に6-7(2) 2-6で敗れていた。 この結果で大坂は、カサキナとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2018年3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の決勝で一度顔を合わせており、大坂が6-3 6-2で勝っていた。 ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンを14勝9敗で終えた元世界ナンバーワンの大坂は第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン(WTA500/ハードコート)で復帰し、9勝8敗(ビリージーンキングカップを含む)の戦績で今大会を迎えている。 今大会での大坂は1回戦でクララ・ビュレル(フランス)を7-6(2) 6-1で、2回戦では第19シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-3 6-2で破って勝ち上がっていた。 大坂は4回戦で、第7シードのジェン・チンウェン(中国)と第29シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。
テニスマガジン編集部