楽天・今江敏晃監督

■プロ野球　楽天1ー5ロッテ　（1日　楽天モバイルパーク） 楽天は逆転負けで今季2度目の5連敗、3年ぶりCS進出は消滅し4位が確定した。 先発・岸は今季21度目の登板、仕合前まで6勝10敗、防御率2.88。前回の9月23日・ロッテ戦（ZOZOマリン）は9回を3安打無失点で今季2度目の完封勝利を挙げた。 岸は1回、岡に三内安打、藤岡を空振り三振、スタートを切っていた岡を石原が二塁で刺し三振ゲッツー、角中を二ゴロに打ち取る立ち上がり。 ロッテの先発・佐々木は自身初の2ケタ10勝を目指したマウンドだった。1回、小郷は二ゴロ、小深田は空振り三振、辰巳は中安打、浅村が右安打で2死一・三塁に。安田の打席で佐々木が暴投し、辰巳が本塁に還り1点を先制する。 岸は3回1死から安田に右安打、友杉の犠打で2死二塁から岡を見逃し三振に抑える。 打線は3回に2死から小深田が中安打で二盗を決めるが辰巳は遊ゴロに倒れた。 岸は4回、藤岡、角中、ポランコの上位打線を三者凡退に抑える。だが5回1死から中村奨に四球、2死後に安田に中安打で2死一・二塁のピンチに。 ここで友杉を遊飛に打ち取るも村林が落球失策、2人の走者が還り1ー2と逆転される。さらに岡に左中間にタイムリーツーベースを飛ばされ、1ー3となった。 直後に5回の攻撃は浅村は見逃し三振、安田は二ゴロ、伊藤裕は二飛と3人で終わる。6回も佐々木の前に小郷は二ゴロ、小深田は空振り三振、辰巳は中飛と走者を出せない。 岸は6回を3人で退け7回も中村奨、藤原、安田と三者凡退に抑えた。7回の攻撃も佐々木に浅村が左飛、安田は空振り三振、代打・中島は二ゴロに倒れた。 岸は8回も投げ続け友杉を中飛、岡を空振り三振、藤岡を二飛に打ち取る。 佐々木に対して8回の攻撃で先頭・渡邉佳が左安打、村林の三ゴロで1死二塁から代打・鈴木大は空振り三振、小郷は一内安打で2死一・三塁も小深田は二ゴロに倒れた。 岸は9回もマウンドへ上がる。愛斗に遊内安打、ポランコを空振り三振、佐藤に右安打で1死一・三塁となり岸は降板。2番手・藤平が中村奨に初球をスクイズを決められ、さらに藤原に左中間にタイムリースリーベースを弾き返され、1ー5となった。 岸は8回1/3を今季最多121球、6安打、1四球、7奪三振の5失点（自責1）でリーグ最多タイ11敗目。 9回の佐々木の前に得点を挙げられず、佐々木にプロ初の2ケタ10勝目を献上した。