田中希実オレンジ色の衣装ポイントは?「ちょっと映えすぎて(笑)」 年間表彰式でパリへ意気込み
◇日本陸連アスレティックス・アワード(20日、都内) 陸上の年間表彰式の「日本陸連 アスレティックス・アワード 2023」が20日に行われ、田中希実選手が年間優秀選手賞を受賞。鮮やかなオレンジ色の衣装をまとった田中選手は、「ちょっと映えすぎて、他の選手を差し置いてちょっと恐縮だった」と振り返りました。 【動画】田中希実のケニア合宿に密着 過酷な練習環境もマンゴー食べ放題で笑顔 今季は、夏の世界選手権で5000メートルの日本新記録を約15秒の大幅更新をみせて、8位入賞。世界最高峰のダイヤモンドリーグでも躍動しました。 2024年パリ五輪へ向けて1500メートルと5000メートルの2種目出場を目標に掲げ、「まだパリ五輪の参加資格持っていないので、だからこそ真っ白な自分のままでこれからまた苦しい日々も待っているが、受け止めながら進んでいきたい」とオリンピックイヤーを見据えました。
注目を浴びたのは、その衣装。昨年の授賞式では、ピンク色のドレス姿でしたが、今年はオレンジ色のパンツスカートに、ニューバランスの白いシューズ、アップスタイルの髪形で登場しました。 ファッションのポイントを聞かれれた田中選手は、「髪形もちょっときりっとした感じにして、色味は全体的にパンツスカートとかできりっとしたものにする分、柔らかいグリーンと思っていたんですけれど、今回急きょ着てみたときにアワードの背景が水色だったので、オレンジが一番映えると思って選んだ」と会場を念入りに調べていたことも明かします。 最終的には映えるオレンジ色の衣装となりましたが、他の受賞者が黒色の衣装だったため、「ちょっと映えすぎて他の選手を差し置いてちょっと恐縮だった」と笑みを浮かべ、報道陣を笑わせました。 インタビュー終わりには、1周回ってファッションショーも実施。「今までの自分らしい自分を出せたんじゃないかと思っていて、元々はもじもじしているタイプなんですけれど、もじもじしているくせに自分を見て欲しいみたいな、ややこしい“あまのじゃく”のような性格なのでそれがよく出ている感じだったかなと思います」と笑顔で話しました。
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