【大阪杯馬体診断】プラダリア
「大阪杯・G1」(31日、阪神) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】春の中距離路線の王者は?大阪杯出走馬の馬体をチェック 【プラダリア A】 昨年の有馬記念では、イレ込んで馬体重が減ってしまい1秒差の14着に大敗。間隔をあけて立て直した京都記念では1着に好走した。前走から中6週でも馬体に太め感は全くない。腹回りもすっきりしており、肋がうっすらと見えている。毛ヅヤもピカピカに輝いており、尻の上部には銭形斑点が見えるのも好調時と考えていいだろう。上腕の筋肉がしっかりとしているし、トモの筋肉も丸みを帯びている。下腿に血管も出ており、皮膚の薄さも心配はないだろう。体形から芝の中距離はベストと思えるし、体調は申し分ない。(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉池添を背に栗東CWでグランデサラス(4歳1勝クラス)を1秒以上追走する形でスタート。前半からテンポ良く進み、直線でビシッと追われると、この馬らしい伸びやかな走りで6F83秒5-37秒7-11秒3(一杯)をマークした。想像以上に僚馬がしぶとく1馬身半後れを取ったが、時計や動きに問題はない。これで気持ちが入ってくるはずで、ここまでの調整は陣営の青写真通りに来ている。