ドルトムント、シュトゥットガルトから “3人獲り”の可能性も。ギラシ、アントン、フューリヒを引き抜きへ?
費用は115億円
ボルシア・ドルトムントは今夏、シュトゥットガルトから主力メンバー3人を引き抜く可能性があるようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。 セバスティアン・ヘーネス監督の下で今季2位フィニッシュと大躍進のシーズンを過ごしたシュトゥットガルト。しかし、中心メンバーたちがクラブと結んだ契約にはそれぞれ比較的安価な設定額の解除条項が付帯しており、バイエルン・ミュンヘンもそれを利用して日本代表DF伊藤洋輝を獲得している。そして、シュトゥットガルトはさらなる主力メンバーの流出を避けられないようだ。 『ビルト』の報道によると、すでに主将のドイツ代表DFワルデマー・アントンとエースのギニア代表FWセルー・ギラシとの合意に近づいているとされるドルトムントだが、さらにドイツ代表MFクリス・フューリヒの獲得も狙っているという。ユース時代にも数年間、ドルトムント下部組織で過ごした左ウインガーには以前も関心を抱いていたが、ここ最近その関心が再び強まったと伝えられている。 同紙曰く、ギラシは1800万ユーロ、アントンは2300万ユーロ、フューリヒは2600万ユーロと、3人の解除金は合計で6700万ユーロ(約114億6000万円)とのこと。また、ドルトムントに復帰したスヴェン・ミスリンタートTD(テクニカルディレクター)が、シュトゥットガルト時代にスポーツディレクターとして3人の獲得を担当していたことも指摘されている。