【絶版名車紹介】ホンダ「RVF」1994年|レプリカブームのトリを飾った400ccハイメカV4スポーツ
よりレーシーさを増したパッケージで登場
1994年、TT-F1がスーパーバイクに移行したタイミングでVFR400R(NC30)はフルモデルチェンジ。車名もワークスレーサー同様の「RVF」となった。 【写真はこちら】「RVF」の全体・各部・走行シーン 360度クランク採用のエンジンは吸排気系を徹底して見直し、V4らしいダイレクト感を追求。フレームは剛性バランスにこだわり、メインビーム部の構造やエンジンハンガー形状まで一新したもの。待望の倒立フォークも装備し、スタイリングもよりワークスマシン然としたものとなった。 1991年でTT-F3カテゴリーが終了し、400ccスポーツクラスの人気もネイキッドに移っていったが、最先端テクノロジーを凝縮したRVFは、レプリカブームの締めくくりにふさわしい1台だった。
オートバイ編集部