「頭文字D」秋山渉仕様のレストアもよどみなく進行。再現に欠かせない特殊なパーツも見つかり順調だ|進化する「頭文字Dレプリカ」秋山渉仕様編
【進化する「頭文字Dレプリカ」秋山渉仕様編】 「頭文字D」秋山渉仕様もよどみなく製作が進行している。ボディの全塗装は完了、現在は取り外された内装パーツの組付けが行われる。ただ、外したものをそのまま組むだけではなく、すべてにクリーニングが施される。 【画像14枚】車高の前後バランスは、劇中車両を忠実に再現していく。フロントはアブソーバーの全長を調整式にし、リアの車高はスプリング長で決めていくのでノウハウが必要とされる部分。ホイールは仮組みされたものだが、秋山仕様に近いデザインのホイールはすでに得知代表が発掘し、現在レストア中だ 得知さんが独自に調合したプロユースの溶剤で、素材にダメージを与えず汚れだけを落とし徹底クレンジング。内装のシボに入りこんだ汚れは、根気のいるブラッシングで掻き出し、落とす。 トピックスは、秋山仕様を再現するために欠かせない、特殊な形状のロールバーが見つかったこと。フロアに垂直に並行する2本のバーは、劇中の秋山号そのもの。斜行タイプのロールバーはポピュラーだが、このタイプは往年の走り屋でもなじみのない形状だろう。これを最小限の内装加工により取付けた。リアシートは使えなくなるため、2名乗車として構造変更を行う。 サスペンションには減衰力調整機能付きカーランドオリジナル車高調をセット。補機類などを合わせればNAよりも30kgは重くなってしまうS/Cに合わせ、フロントの減衰力を最適化する予定だ。 初出:ハチマルヒーロー 2016年11月号 Vol.38 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部