【ガチガチ股関節、やわやわに】垂れ尻の原因は股関節?みるみる柔軟性がアップ&美尻になれるエクサ
垂れ尻やヒップラインのもたつきが気になる…それはもしかすると、股関節の硬さが影響しているかもしれません。本日は股関節の柔軟性が上がり美尻をつくれる一石二鳥な股関節調整エクササイズをご紹介します。座ったまま出来てかなり効くのでぜひお試しあれ! ◆写真で詳しいやり方を見る|垂れ尻の原因は股関節?みるみる柔軟性がアップ&美尻になれるエクサ ■「股関節の硬さ」と「垂れ尻」の関係性 現代人の多くの方が悩む「股関節の硬さ」。この股関節の硬さと垂れ尻やヒップラインの崩れの関係性を見ていきましょう。前提として、筋肉は骨と骨を繋いで関節の動きをつくっています。では、お尻を形づくる筋肉がどこについているかというと、股関節、骨盤を構成する骨についています。股関節、骨盤に直接くっついている筋肉群が機能的に働き、正しいポジションで骨の位置をキープできるとまるくプリっと引き上がった美尻がつくられます。 ただ、私たち現代人は、日常生活の中で背中や腰を丸めた状態でデスクワークや会議などで長時間座りっぱなしだったり、就業時間中はほとんど立ちっぱなしだったり、同じ姿勢で長時間過ごしてしまうことが多いです。その状態が続くとお尻を形づくる股関節周辺の筋肉が、動かしていない分どんどん硬くなり、骨盤や股関節が本来の状態を維持できず、垂れ尻やお尻が大きく見えてしまう原因に繋がるのです。 今回の記事のテーマである「美尻」を叶えるためには、股関節をあらゆる方向に動かして柔軟性を高めることが重要になります。 ■見落としがち!股関節の柔軟性アップで大切な「内ねじり」の動きを取り入れよう 股関節は、骨盤の受け皿部分(寛骨臼)に大腿骨の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいる球関節で、6つの方向に動かせる自由度の高いところが、他の関節にはない一番の特長です。 では、股関節の硬さを改善し、柔軟性をアップさせるにはどうすれば良いか? 答えは、6つの方向全部にバランスよく動かすこと。股関節周辺の硬さが改善し、柔軟性向上に繋がります。 ヨガのポーズは股関節を前後左右内外に動かすことが出来るのでバランス良く股関節を使えるのですが、実は⑥の内旋の動きは圧倒的に少ないと言われています。 今日はこの内旋方向の動きを強化し、股関節の柔軟性UPに繋げていくエクササイズをご紹介します。 ①伸展 脚を後に伸ばす動き ②屈曲 脚を曲げる動き ③外転 脚を外側に広げる動き ④内転 脚を内側に閉じる動き ⑤外旋 ヒザやつま先が外側を向く動き ⑥内旋 ヒザやつま先が内側を向く動き ■〈股関節の柔軟性UP&ヒップアップ〉股関節調整エクサ ◎スタートポジション 右足の脛はマットの長い辺と平行に、左足の脛はマットの短辺と平行に。両坐骨はマットに均等に体重を乗せます(※この姿勢がキツイ方は、お尻の下にヨガブロックやクッションを入れて高さを出すとやりやすくなります) ①左足首か左鼠径部に手を添える ②添えた手で股関節を内側にねじる事を誘導する ③股関節を内にねじる事で、骨盤も前に傾く連鎖が起きる。この連鎖が出るように動きを繰り返していく ➃お尻に効いてる感覚があればOK!。まずは1日左右20回ずつチャレンジ。 ライター/津村早紀(ヨガ講師)
津村早紀