今季最強寒波の影響で日本海側を中心に大雪となっています。 災害級の積雪となっている青森県のリンゴ農園から広瀬修一キャスターがお伝えします。 現在、青森ではパラパラと雪が降り始めたところですが、この後強くなる可能性があります。 青森では多くの人がリンゴ農園を営んでいますが、雪の重みでリンゴの木が折れてしまうという心配があり、雪下ろしをする必要があります。 リンゴ農園は山奥にも多くあり、除雪されてようやく農園に近づくことができます。 除雪車が来られる場所にも限界があるため、時折、腰まで雪に浸かりながら作業をしなければいけません。 さらに7日に雨が降った影響もあって、木に積もった雪は凍り、非常に重たくなっています。 今回取材をしているリンゴ農園を運営している方は78歳の男性1人だけですが、他の敷地も合わせると合計1500本を、1人で雪下ろししなければならないということです。 リンゴの木は、一度折れてしまうと今後収穫できないため、弘前のりんご協会の人々は自らの生活を守るためにも、こういった雪下ろしを進めてはいるものの、やはり高齢者にとっては大変な苦労となっています。 同様の状況が各地で起こっているということです。