プロ注目の戸畑・萩原望安内野手は無安打も守備で軽快な動き チームも初戦突破/福岡
<高校野球福岡大会:戸畑5-2宗像◇3日◇2回戦◇福岡県営筑豊緑地野球場 福岡大会2回戦が16試合行われ、春夏合わせ計8度の甲子園出場を誇る戸畑が2年ぶりに初戦を突破した。主将の本田颯多捕手(3年)が記念すべき大会第1号ソロ。1-0で迎えた2回、スタンドの茂みへ確信アーチを突き刺した。同校OBで05年センバツに出場した中村竜也監督(36)にとっては母校で節目の夏1勝だ。 【一覧】福岡大会・組み合わせ ◇ ◇ ◇ プロ注目で走攻守3拍子そろった戸畑の萩原望安(のあ)内野手(3年)は、「1番遊撃」で先発出場した。 4打数無安打と快音こそなかったが、この試合3度の守備機会をこなした。初回にゴロを捕球し、ランニングスローでアウトにするなど軽快な動きを披露した。チームも初戦突破を決め「次も頑張ります」。この日はバックネット裏に2球団のスカウトが視線を送っていた。