「実力不足」名門からの“異例デビュー”に厳しい指摘も…aespa日本人メンバー・ジゼル23歳が韓国でみせた“意外な一面”
ジゼルが韓国で確立したキャラクター
そういった注目度の高さゆえの苦悩を乗り越え、ジゼルは韓国であるキャラクターを確立しつつある。 「流ちょうな韓国語を駆使した、おもろキャラ」 韓国人2人と、中国人の間に存在する「日韓ミックス」のメンバー。その存在感が絶妙なのだ。昨年11月末の多数のバラエティ番組へ出演した時期には、韓国語でのトークにも慣れた様子を披露。その存在感が韓国でも認知され始めている。
2023年11月25日には現地有名コメディアンによるYouTubeトーク番組にメンバーのウィンターとともに2人で出演した。そこでウィンターがジゼルの人物像をこう話している。 「外国人のお姉さんみたい。話が上手くて、面白くて、かっこよくて」 外国人メンバーでありながら、姉貴分。そういう意味だ。
華やかに見えるキャラクターに隠された“ギャップ”
大富豪の子、と噂されるほどに、韓国では華やかなキャラクターにも見られてきた。広尾のインターナショナルスクール出身のトリリンガル。長い脚でも知られるルックス(日本のファンは脚長えりとも呼んでいるらしい)。韓国のとある美容整形外科のYouTubeではその顔立ちをこうも分析されている。 「目が大きく、少し吊り上がっているため高貴でありながら、顔が少し丸型で、鼻がやや短いためかわいらしい印象も。まるでかわいい猫」 しかし、本人の自己分析ではまったくそんなことはないらしい。2021年5月26日に韓国の超人気バラエティ番組「週刊アイドル」に出演した際、番組にセルフプロフィールを寄せた。そこにはこんな自己分析が記されていた。 〈性格:せっかち~~~! 長所:クールでホット〉 確かにそういった面があるようだ。昨年の11月23日、グループで韓国のYouTube有名トーク番組に出演。この時メンバーのカリナが、「じつは自転車に乗れない」というエピソードを明らかにした。一方で運動が大好きなジゼルは自転車に好んで乗るため、乗り方を教わっていたそう。その時のやりとりが明かされた。 「とにかく、(ジゼルには)『まずは乗ってみて』って教えられて……」 そんなカリナの発言に、司会者がここでツッコミ。 「乗ってみろって、教えてることになるんですか?」 ジゼルは笑いながら答えた。 「だって、まずは乗ることが大事じゃないですか」 せっかちは本当か。3か国語を使いこなす存在感だけでなく、こういったギャップの魅力も見せるジゼルは、K-POPでの新たな日本人メンバー像を築いていきそうだ。
吉崎 エイジーニョ