「実力不足」名門からの“異例デビュー”に厳しい指摘も…aespa日本人メンバー・ジゼル23歳が韓国でみせた“意外な一面”
「実力不足」「差別されている」と指摘されたことも
一方で、デビュー前後から様々な本人像に関する噂や憶測も飛んだ。時には批判の矢面に立たされたこともあった。 名門芸能事務所の初の女性日本人メンバーという存在感。そしてaespaは、その名門から6年ぶりにデビューするグループだという話題性。さらに本人のデビューまでの過程が「飛び込みオーディション」と異色だったためだ。 事務所に所属してからの平均的な練習期間は3~4年と言われており、たとえばメンバーのニンニンには練習生期間に5年の歳月を費やしている。そのため、練習生期間が11か月のジゼルはその期間の短さから、やはり「実力不足」とも指摘された。 しかしこうした批判の声は「3カ国語でのラップ」を披露したことなどで、次第に収まっていった。 2022年秋ごろからは、広告や韓国の音楽番組のSNSで4人のうちひとりだけ写真が抜けていたり、写真や動画の撮影背景が雑といった声が日本のファンからもあがった。理由は「日本人だから」だと。
また韓国では「(ジゼルは)とんでもない金持ちの家系で育った」という噂もあった。なんでも「祖父はゴルフ場を60か所、リゾートやホテルを多数所有しており、両親は10億円レベルのマンションに暮らしている」というものだった。 この、「実家が大金持ち説」については、本人が2023年11月25日のテレビのバラエティ番組と同月30日のYouTubeインタビュー番組出演時に否定している。「家計が苦しいということはないけど、事実ではない。それくらいに余裕があればどれだけいいでしょうか」。
「日本人メンバーだから韓国での扱いがよくない」説の真偽
また「日本人メンバーだから韓国での扱いがよくない」という説については、前出のハ・ギョンホン記者がこう説明する。 「TWICEから始まった日本人メンバーのK-POPグループ加入はいまや韓国では日常的になっています。だからジゼルの国籍がどこであるかとか、もはやその点への関心は希薄になっています。 たしかにグループではリーダーのカリナ、メインボーカルのウィンターという韓国人メンバーの人気が高く、ニンニンは中国という大きなマーケットと繋がっている。アピールする上で、多少優先順位が下がることもあるでしょうが、それが日本人だから、ということは決してないと思います」