フランス女子陸上選手、決勝戦終了後にトラックで恋人にプロポーズ
毎日様々なドラマが生まれているパリ五輪。陸上の試合会場で選手同士が婚約するという素敵なハプニングが発生、マスコミを賑わせている。
ハプニングが起きたのは現地時間8月6日(火)。女子の3000m障害の決勝に出場したフランスのアリス・フィノ選手はゴールするとすぐに観客席にいる恋人、スペインのトライアスロン選手、ブルーノ・マルティネス・バージェラの元に。トラックに跪くと指輪の代わりに試合中も身につけていたピンバッジを差し出してプロポーズした。新聞「メトロ」の報道によるともちろん答えはイエス! キス&ハグを交わす様子が報じられた。
この日フィノ選手は4位に入賞。メダル獲得はかなわなかったが、1位から3位の選手と一緒に欧州記録を更新した。フィノ選手はプロポーズ成功後、報道陣に「9分を切ったらプロポーズしようと決めていた。9は私のラッキーナンバーで、私たちは付き合い始めてから9年になるから」とコメント。
「みんなと同じようなことをするのは好きじゃない。彼がまたプロポーズをしていなかったから、私次第で決まるのかもって言い聞かせていた。だからレースでつけていたピンバッジを彼に贈った」。ピンには「Love is in Paris(愛はパリの中)」と書いてあったそう。ちなみに今回のオリンピックではバドミントンの中国代表、劉雨辰選手も同じく中国代表の黄雅瓊選手にプロポーズ、めでたく婚約している。愛がパリの中にあるのは間違いなさそう。