エムバペはレイプ疑惑報道に「動じていない」 レアル監督が見解
【AFP＝時事】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード（Real Madrid）を率いるカルロ・アンチェロッティ（Carlo Ancelotti）監督は18日、スウェーデン・ストックホルムを訪問中にレイプと性的暴行を加えた疑いで捜査を受けていると報じられているFWキリアン・エムバペ（Kylian Mbappe）について、本人は「動じていないようだ」と述べた。 【写真】事件があったとされるスウェーデンのホテル フランス代表の主将エムバペは、今月のUEFAネーションズリーグ（UEFA Nations League 2024-25）の代表メンバーに招集されていなかった中で、前週に数人のグループでストックホルムを訪れていた。エムバペの弁護士は先日、AFPの取材に対して、同選手が捜査対象になっているとの報道に「ショックを受けている」とし、名誉毀損で法的措置を取る意向を示した。 アンチェロッティ監督は、19日に行われるセルタ（Celta de Vigo）戦を控えた記者会見で、「（一連の報道は）現時点で臆測にすぎない。毎日練習しているのを見ているし、機嫌も良く満足している様子で、私から見て全く動じていないようだ」とし、「彼はこれからもチームの力であり続けることを楽しみにしている」と述べた。 また、エムバペがレアルから休暇をもらっていたとも明かし、「彼には数日間の休暇が与えられていた。その先のことは各自何をしようが自由だ」とコメントした。 首位FCバルセロナ（FC Barcelona）に勝ち点3差の2位につけるレアルは、エムバペがセルタ戦で先発出場を果たすとみられている。 アンチェロッティ監督は、エムバペがインターナショナルブレーク中に体を鍛えて「別の選手」になったようだと述べ、「この休暇を利用してコンディションを改善し、けがから回復している。彼は非常に順調で機嫌が良く、あしたプレーすることを楽しみにしている」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
