被災地に光、元気届け 酒田東高生が装飾したイルミネーションの点灯式
7月豪雨の被災地を元気づけようと、酒田市の酒田東高生が装飾したイルミネーションの点灯式が29日、同市の八森温泉ゆりんこで行われた。玄関脇の木に取り付けられた多数の発光ダイオード(LED)電球がともされ、同校の生徒は「たくさんの人に見てもらいたい」と話している。 企画、装飾を担った生徒と同校教員、同施設職員などが式に参加し、午後4時ごろに行われた。カウントダウンに合わせて電源が入れられ、周囲を赤や青、ピンクなどの淡い光で包んだ。 イルミネーションは、同校2年生4人が被災地支援と地域活性化を目的に、課題研究の一環として企画。被害が大きかった八幡地域にあり、市民らの交流の場にもなっている同施設に電飾を施した。メンバーの本間結菜さん(17)は「訪れた人がイルミネーションを見て元気になってくれたらうれしい」と語った。来年1月4日まで連日、日没~午後9時に点灯する。