大阪・関西万博 ボランティアユニホーム発表 会場と街中で2種類
2025年大阪・関西万博(4月13日~10月13日)を運営する日本国際博覧会協会などは22日、会場内外で活動する万博ボランティアのユニホームを発表した。紺色を基調とした幅広い年代が着こなしやすいデザイン。暑さ対策も考慮し、吸汗性や速乾性に優れた素材を採用した。 【写真まとめ】万博ボランティアユニホームお披露目 ユニホームは2種類あり、来場者の案内などを担当する「会場ボランティア」は紺とグレー、主要駅や空港で情報提供などを担う「大阪まちボランティア」は紺と黄の配色。いずれも胸元に万博の公式ロゴマークや公式キャラクター「ミャクミャク」をあしらった。Tシャツ、ベスト、帽子、ポーチの4点セットとなっている。 紺色は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が掲げる17の目標の一つ「パートナーシップで目標を達成しよう」のアイコンに使われている。協会の石毛博行事務総長は「人と人をつなぐ万博ボランティアにふさわしいカラーリングだ」と説明した。 ボランティアを希望し、22日にあった説明会に参加した大阪市北区の主婦、石井奈津子さん(30)は「ユニホームはかっこいい。海外の人たちに日本に来て良かったと思ってもらえるような手助けをしたい」と意気込んだ。 ボランティアには2万2799人(19日現在)の応募があり、定員の2万人を突破。30日まで受け付け、大幅に上回った場合は抽選を検討する。【藤河匠、長沼辰哉】