「必ずもうかる…SNSのみのやりとりは詐欺を疑って」県内のSNS型投資詐欺とロマンス詐欺被害 30億円超 広島
広島県内のSNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害額が30億円を超えました。 広島県警によりますと、9月に被害届を受理したSNS型投資詐欺とロマンス詐欺はあわせて30件、およそ3億円の被害だということです。 これで今年の被害総額は30億円を超えました。 著名人の広告を使った手口の被害は3月をピークに減少していますが、夏ごろからは新たに「タスク詐欺」と呼ばれる手口が出てきたということです。 「タスク詐欺」とは、副業をしたいという気持ちに付け込んで、指定されたSNSの投稿に「いいね」を押したり、 画面のスクリーンショットを送信したりするなど、簡単な作業で高収入が得られるとすすめてくる詐欺です。 なかには、最初は報酬をもらえるものの、「もっと高額な副業がある」などと言ってテレグラムでのやりとりに誘導され、被害にあうという事例もあるということです。 広島県警は「必ずもうかるという話ややりとりがSNSのみの場合は詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。