広島・九里のFA人的補償は? オリックスのプロテクトリストを徹底予想(1)投手の”プロテクト漏れ”は…?
広島東洋カープから海外フリーエージェント(FA)権を行使した九里亜蓮が、オリックス・バファローズへの移籍を決断した。九里はFA制度においてBランクに該当するとみられており、広島はオリックスに「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることができる。ここでは、オリックスのプロテクトリスト28人を予想した。
投手:16名
まずは投手のプロテクト予想だ。投手は16名を選出した。 先発陣では、2025年の開幕投手が内定している宮城大弥、先発の一角を担う田嶋大樹、今季7勝を挙げて頭角を現した曽谷龍平は当然プロテクトされるだろう。 また、2024年は故障に泣かされたが、実績と高いポテンシャルを持つ山下舜平大、東晃平もプロテクト入りとした。 中継ぎ陣は、今季50試合以上に登板した古田島成龍、吉田輝星、山田修義の3投手。加えて、今季は故障に苦しんだが、復活すれば大きな戦力となる宇田川優希、平野佳寿、阿部翔太、山﨑颯一郎、小木田敦也もプロテクト入りを予想した。 シーズン後半から先発を務めたプロ1年目の髙島泰都、一軍初勝利を挙げた高卒2年目の齋藤響介、手術から復帰した椋木蓮といったポテンシャルの高い若手投手の流出も避けたいだろう。 広島東洋カープは九里亜蓮が抜けたこともあり、投手を獲得する可能性が高いため、投手は厚めのプロテクトになると考えた。
ベースボールチャンネル編集部