アメリカに出てきた14歳の逸材は本物なのか MLSでプロデビューを果たした新星「キャバンにとってほんの第一歩に過ぎない」
ニューイングランド戦でデビュー
アメリカより出てきた14歳の逸材は本物なのだろうか。今月18日、アメリカ・MLSのフィラデルフィア・ユニオンにて14歳のMFキャバン・サリヴァンがニューイングランド・レボリューション戦でプロデビューを果たした。 これはアメリカトップリーグ史上最年少記録を塗り替えたことになり、アメリカ国内ではちょっとした注目を集めている。 英『FourFourTwo』によると、チームを指揮するジム・カーティンは14歳のキャバンをトップレベルへと育成していくプランがあると語っている。すでにアメリカ世代別代表でもプレイしている攻撃的MFだが、このままアメリカを代表するスターになれるのだろうか。 「これはキャバンにとってほんの第一歩に過ぎない。我々は彼のためのプランを立てている。彼は普通の子供ではないのだ。それも最初から我々は分かっていた。彼はどんどん良くなっていくだろう」 チームでは20歳の兄クイン・サリヴァンもプレイしていて、キャバンがデビューしたニューイングランド・レボリューション戦ではゴールも奪っている。兄弟揃って特別な日となり、こうした日を増やしていくのがサリヴァン兄弟の目標となる。 キャバンのような才能が出てきたのもアメリカサッカー界強化の功績なのかもしれないが、このままジム・カーティン監督が語ったプラン通りに進むのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部