名古屋おもてなし武将隊・新メンバー披露に2000人
全国各地で名古屋のPR活動を行う「名古屋おもてなし武将隊」新メンバーお披露目式が4日、愛知県名古屋市の名古屋城二之丸広場で行われた。3月末に卒業した5人に代わり豊臣秀吉、前田利家、前田慶次の3武将が再び現世によみがえり、新たに陣笠隊の「章右衛門(しょうえもん)」と「一之助(かずのすけ)」が加わったフルメンバーで登場。会場には2000人のファンが駆けつけるなど、上々の新スタートを切った。
メンバー一人ひとりが緊張のあいさつ
生まれ変わった同武将隊新メンバー一人ひとりが緊張した面持ちであいさつ。それぞれの抱負とともに、現世における目標をしっかりと伝え強い意気込みも感じられた。 メンバーらは「何がきっかけで蘇ったのか?」という報道陣の問いに、豊臣秀吉は「お館様の声が聞こえて、気付いたら蘇っておった。本日はみなの笑顔が見られたのが一番幸せじゃった」と笑顔で答える。 名古屋を盛り上げる意気込みを問われた、章右衛門は「お客人との距離の近さを生かして、心の距離も縮めていきたい」と陣笠隊らしいコメント。次々と寄せられる質問の答えに窮する新メンバーに代わって、他のメンバーが言葉を補う場面もあり、武将隊の結束の強さも感じられた。
盛り上がる女性ファングループ「城友」
武将隊のファンには、城で仲良くなったという、“城友(しろとも)”という女性グループも。女性たちは「想像以上に盛り上がっていた。新メンバーを見て、これからも城に通いたいと思った。」(名古屋市在住・女性)、「武将隊は一生懸命で、その姿にいつも励まされる。」(春日井市在住・女性)と期待に胸を躍らせていた。 また、名古屋市在住の男性は「それぞれの個性を出し、これまでとはまた違った、新しい名古屋おもてなし武将隊をつくっていってほしい」と話すなど、期待を寄せていた。 多くのファンに見守られて幕を開けた、新生・名古屋おもてなし武将隊。ファンのにぎわいなどを見る限り、名古屋を全国でPRするため、幸先の良い新たなスタートを切ったようだ。 (編集プロダクションエディマート/杉山侑桂里)