維新代表選、吉村洋文氏が得票率8割で圧勝…共同代表に前原誠司氏を起用
日本維新の会は1日、大阪市内で開いた臨時党大会で代表選の投開票を行い、党共同代表の吉村洋文大阪府知事(49)を新代表に選出した。吉村氏は記者会見で、前原誠司衆院議員を共同代表に起用する意向を明らかにした。2日に両院議員総会を開き、正式決定する。
代表選は衆院選の敗北を受け、馬場代表の責任を問う声が強まり、所属議員や首長の声を踏まえ、開催が決まった。有権者は国会議員や地方議員、首長ら特別党員846人と、党費を2年以上支払った一般党員2万5025人の計2万5871人。特別党員と一般党員が同じ「1人1票」を投じる仕組みで争われた。
吉村氏は投票総数1万809票のうち、約8割にあたる8547票を得て、金村龍那衆院議員(45)(比例南関東)、空本誠喜衆院議員(60)(広島4区)、松沢成文参院議員(66)(神奈川選挙区)を退けた。