25歳で国際Aマッチ42戦目、初めてキャプテンマークも巻いた冨安健洋「もう若くないなと感じている」
[6.11 W杯アジア2次予選 日本 5-0 シリア Eピース] アジアカップ以来の代表戦出場で初めてキャプテンマークも巻いた。3バックの右センターバックで先発した日本代表DF冨安健洋(アーセナル)は後半に入ると、4バックの右サイドバックへ。後半17分、キャプテンのMF遠藤航がベンチに下がると、キャプテンマークは冨安が巻いた。 【写真】「なんと!」「こんなかわい子ちゃんが…」ユニ姿で連番観戦した“美女2人”に脚光 「年齢的に上になってきているし、もう若くないなと感じている」。この日が国際Aマッチ42試合目の出場だった25歳のDFリーダーは淡々と役目を受け止め、「まず無失点で2次予選を終えることができたのはポジティブ」と、W杯アジア2次予選を24得点0失点(うち1試合は没収試合による3-0勝利)の6戦全勝で終えたことを評価。そのうえで「最終予選は数段レベルが上がる。また集まったときに、勝てるような準備をしたい」と、9月に始まるアジア最終予選を見据えた。 3バックでプレーした前半について「ビルドアップでも分かりやすいノッキングはなかったし、個人的にもやりやすくやれて良かった」と手応えを口にした一方、後半には課題も感じていた。「ビルドアップの立ち位置は、相手を見て変えるところもある。前半が良かったし、『4枚だからといって大きく変える必要はないよね』と選手同士でも話していた」。意識としては前半のイメージを残しながらだったが、「前半の方がやりやすさはあった。後半は有効的な立ち位置ではなかった」というのも正直な感想だった。 今シリーズでテストした“攻撃的3バック”に関しても、「もっと相手のレベルが上がったら、今日のやり方でもノッキングしていたかもしれない」と冷静に分析。アジア最終予選、その先にあるW杯本大会に向け、「一つひとつ油断せずに、一つずつ振り返りながらやっていきたい」と地に足を付け、チームとして一歩ずつ着実に前へと進んでいくつもりだ。