台湾の游艾喆、Bリーグ滋賀レイクスに入団 「チームの誠意に心動いた」
(台北中央社)台湾大学バスケットボールの強豪、政治大学(台北市)を今年卒業した游艾喆が24日までにBリーグ1部(B1)滋賀レイクスに加入した。24日に台北市内で行われた入団会見では、チームの誠意に心を動かされて入団を決めたと明かした。 台湾の大学リーグで4連覇中の政治大でポイントガードとしてプレー。昨夏に日本で開催された世界大学バスケットボール選手権(WUBS)ではチームを優勝に導いた。競技力向上やアジア市場でのマーケティング強化などを狙いBリーグが設けている「アジア特別枠」での選手登録で、契約期間は1年。 横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝選手や、秋田ノーザンハピネッツに先週入団した台湾のガディアガ・モハマド・アル・バシール(阿巴西)選手と対戦したいという游。そのためにもまずは早くチームに溶け込んで、出場時間を勝ち取らないといけないと意気込んだ。 レイクスの中山太会長は中央社の取材に対し、WUBSで游を発掘し、その後双方で積極的に連絡を取り続けてきたとコメント。まだ22歳だが、リーダーシップや視野の広さ、コートでの判断力などが成熟していると評価した。 (陳容琛/編集:田中宏樹)