友人とシルバーウィークに車で「伊豆」に行きます。運転は自分なのですが、「ガソリン代」など半分以上請求しても大丈夫でしょうか? 高速も使うので、少し多めにほしい気持ちがあります
自分の車で友人とドライブに行くときに、かかったお金の精算をする場合があります。お礼の仕方は人それぞれであり、自分と友人との関係性にもよるので正解はありません。ただ、運転する人が金銭も運転の労力も多めに負担するとなると、次のドライブに出かけたくなくなることもあるでしょう。 本記事では、東京駅周辺から静岡県の伊豆(伊東駅)までドライブするのを例に、運転手側がいくらくらい請求してもよさそうかを解説します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
車で東京から伊豆までドライブしたときにかかる費用
ドライブに出かけた場合、運転する労力だけでなく、さまざまな金銭的な負担が発生します。ここでは、東京駅から伊豆の伊東駅までドライブすることを前提に、必要な費用の例を紹介します。 ■ガソリン代 地図アプリの「NAVITIME」によると、東京駅から伊東駅までの道のりは約128キロメートルです。 国土交通省「自動車燃費一覧(令和6年3月)」によれば「ガソリン乗用車のWLTCモード燃費平均値」は、全体で「19.4キロメートル/リットル」でした。また、資源エネルギー庁の石油製品価格調査によれば2024年8月19日時点のレギュラーガソリンの店頭小売価格は174.5円です。 これらの数値を参考にすると、燃費もガソリン代も平均を採用した場合、19.4キロメートル走るごとに174.5円のガソリン代が発生する計算です。1キロメートルに換算すると、約9.0円かかります。 東京駅から伊東駅までの128キロメートルを走ると仮定すると1152円、往復で約2300円のガソリン代がかかる計算です。 ■高速料金 ドライブする目的地によっては、高速道路や有料道路の料金が発生します。NAVITIMEによると、東京駅から首都都心環状線や東名高速道路、小田原厚木道路などの有料道路を経由して伊東駅に向かった場合、片道4900円(ETC料金は3560円)がかかります。ETCを利用した場合、往復で約7000円の料金がかかる計算です。 ■駐車場代 今回の事例では、高速道路のパーキングエリアやサービスエリアで休憩することを想定しているので駐車場代はかかりませんが、利用する施設によっては駐車料金がかかることがあります。 今回のシミュレーションでは、ガソリン代と高速料金を合わせると約9300円のコストがかかったことになります。
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