【速報】都民が重視した政策は?東京都知事選挙2024投票マッチングの利用結果分析
利用者が重視していた政策は?
今回の東京都知事選挙2024投票マッチングは、全20問の設問分野から「重視する項目」を3つ選んでもらいました。 上位に入った項目をみてみましょう。トップは「少子化対策と高齢者福祉を比較した場合、少子化対策を優先して予算を使うべきですか?」と政策の優先度を問う設問で62.8%でした。 この設問に対する賛否をみると、「賛成」が55.5%で、「やや賛成」を含めると76.7%を占めました。反対(「反対」と「やや反対」)の9.1%を大きく上回りました。 次いで、「所得制限のない高校授業料の『実質無償化』を今後も継続すべきですか?」(36.5%)、「公立小中学校の給食費は東京都が全額負担すべきですか?」(29.8%)、「東京都としてパートナーシップ制度を推進すべきですか?」(20.4%)、「人手不足対策として、東京都内で働く外国人労働者をさらに増やしていくべきですか?」(18.3%)と続きました。
男女とも少子化対策や高校授業料無償化などに注目集まる!
最後にクロス集計の結果を紹介します。 都内在住の有権者が重視する項目に男女で違いがあるかを比較しました。共通していたのは上位1~3番目の項目で「少子化対策と高齢者福祉」、「高校授業料の『実質無償化』」、「公立小中学校の給食費補助」でした。5位も男女とも「偏在是正措置」でした。 4番目は男性が「外国人労働者の増加」、女性が「パートナーシップ制度」と分かれました。
選挙後にもご注目!
投票マッチングは、政策によって利用者と候補者との一致度を図るシステムです。選挙では当選者が1人に絞られますが、当選後に新たなリーダーが政策を実現するためには多様な人の意見を取り入れて調整する手腕が問われます。 今回、あなたが関心を寄せた政策がどのように進んでいくのか?それともなかなか進まないのか?そうした目でこれからの東京都政をみると新しい発見があるかもしれません。