ジョン・ボン・ジョヴィ、浮気常習犯だったことを仄めかす「俺はロックスターだ、聖人じゃない」
1980年代に一世を風靡したロックバンド、ボン・ジョヴィのボーカルとして熱狂的な女性ファンを獲得していたジョン・ボン・ジョヴィ。人気絶頂の1989年に高校時代からの恋人ドロシア・ハーレイと結婚、4人の子どもをもうけ幸せな家庭を築いている。ちなみに次男のジェイクは昨年俳優のミリー・ボビー・ブラウンと婚約、ニュースを賑わせた。
それはさておきロッカーといえば女性関係が華やかになりがち。もちろん例外はあるけれど、浮気したりスピード破局を繰り返したりするミュージシャンも少なくない中で、35年も結婚生活を続けるジョンは貴重な存在。妻一筋なんてすごいと称賛の声が上がることもあった。でも「一筋」ではなかったみたい。最近、新聞「インディペンデント」のインタビューでジョンは「聖人だったと言ったら嘘になる。でも家庭生活を台無しにするほどの愚か者でもない」とコメント、ドロシアを裏切ったことがあると匂わせていた。
今週、放送局「ABC」の特別番組に出演したジョンはこの浮気疑惑について改めて語った。ジョーク混じりに「殺人の罪を逃れてきたんだ」「（人気絶頂期に）自分の人生に100人の女の子がいなかったとは言っていない」とコメント、浮気が1回や2回ではなかったことを仄めかした。「俺はロックスターだ。聖人じゃない。ジョン・ボン・ジョヴィとして生きるのはかなりいいものだったよ」。
でも結婚生活を危険には晒さなかったと改めて強調。「俺の中のナルシストが何かを本物だと信じて、何かを危険に晒すと思うかい？ それは愚かなことだよ」。ジョンは夫婦関係について「彼女は俺が倒れたときそこにいてくれる。彼女が倒れたときには俺もそこにいる。キャリアがどこに向かっていたとしても浮き沈みがあったとしても、俺たちは常に一緒だった」と語っている。
ドロシアはジョンの浮気を察知、面と向かって女性関係を問いただすこともあったよう。ジョン曰く「ドロシアは問題を指摘することを恐れなかった」。家庭が崩壊しなかったのはジョンが愚か者でなかったから、というよりもドロシアの忍耐力のおかげだった感も。彼女側の言い分も聞きたいところ。
