野間選手1200万円アップの8000万円、森浦投手2800万円アップの6300万円…カープ契約更改
広島東洋カープの野間峻祥(たかよし)選手(31)が25日、広島市南区のマツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、1200万円増の8000万円でサインした。年俸アップにも、「もう少しできたんじゃないかとか、もっとやらないといけなかったという気持ちが強い」と厳しい自己評価を口にした。 「年間を通して調子の波が少なかったのがよかった」と振り返る森浦投手(広島市南区で)
今季は持ち味のしぶとい打撃で、打率2割7分1厘をマークした。時折、休養も挟みながら113試合に出場し、6年ぶりに規定打席に到達したが、「首脳陣に気を使ってもらった」と納得していない様子だった。来季に向けては、「若い選手に負けず、『規定(打席)に乗ったぞ』と胸を張って言えるようにしたい」と力強く語った。
中継ぎで中継ぎで活躍した森浦大輔投手(26)もこの日、契約更改交渉を行い、2800万円増の6300万円で更改した。ピンチでのワンポイントや回をまたいでの登板など、様々な役割を果たしたことが大幅アップにつながったといい、「とてもいい評価をしていただいた。けがなく1年間を終えられてよかった」と笑顔を見せた。
オフは体作りから取り組むという。5年目となる来季へ、「(リーグ)優勝、日本一に向けて一生懸命、頑張る」と更なる飛躍を誓った。(金額は推定)