22年6月の「アース・モンダミンカップ」を最後に長期離脱していた

　日本女子プロゴルフ協会は21日、「トーナメント特別保障制度」を適用していたツアー通算18勝の大山志保の復帰を発表した。本人より復帰届が提出され、トーナメント事業部会にて審議された結果、復帰が承認された。 【写真】最新メルセデス・ランキング　1位～20位（2024年10月20日更新）

大山志保が帰ってくる！　写真：Getty Images

　保障競技数は、11月8日開幕の「伊藤園レディス」（グレートアイランド倶楽部／千葉）と、翌週の「大王製紙エリエールレディス」（エリエールゴルフクラブ松山／愛媛）の2試合となる。 　その理由について「トーナメント特別保障制度第3条第4項に基づき、保障競技の適用は欠場年（2022年）度の翌々年（24年）度中とし、次年（25年）度への持ち越しはできないため」と説明している。 　大山が25年度の出場資格を得るためには、この2試合で、メルセデス・ランキングポイント50位以内、あるいは第1回リランキングまでの出場資格が得られる51～55位に入る必要があるが、いずれも優勝以外では到達できない。もしくは、QTファイナルステージに出場し、QTランキングリストに基づき資格が付与されるという道になる。 　また、QTファイナルステージに出場しない場合は、「TP特別登録」の登録区分で年間最大8回の主催者推薦を受けることができる。 　現在47歳の大山はシード選手として出場していた2022年6月の「アース・モンダミンカップ」の2日目を最後にツアーから長期離脱していた。11月8日に868日ぶりの復帰を果たす。