急拡大のウナギチェーン「鰻の成瀬」 本格“うな重”1600円の理由【WBSクロス】
“うな重”の消費者ニーズを探れ!
16日、東京・六本木。「鰻の成瀬」創業者の山本社長が新メニューを試食していました。 「これが現行で、こっちが新しいアメリカ種のウナギです」(山本社長) ニホンウナギとは別種のアメリカウナギで、中国で養殖しています。身が肉厚なのが特徴です。ニホンウナギより安く仕入れられるといいますが、その味は? 「工夫したらおいしくなりそうな気もする」「1000円ちょっとで出したい」(山本社長) 6月には一部の店舗でこの手頃な値段のアメリカウナギと、高級な国産のニホンウナギをメニューに加え、消費者のニーズを見極めようと考えています。 流行り廃りの激しい飲食チェーン。例えば130店以上あった「東京チカラめし」は現在2店舗まで縮小し、500店近くまで拡大した「いきなりステーキ」は現在181店と半分以下になっています。 「鰻の成瀬」は急拡大の先を見据え、消費者のニーズを把握することに力を入れています。 「急成長して失敗した例もたくさん見てきている。そこを見越して、先手先手を打っている。日常的にウナギを食べられる世の中にしていきたい」 ※ワールドビジネスサテライト