地元の伝統工芸品「松本てまり」の研究も…1年間の学習の成果を保護者や小学生らの前で発表、中学校で「学会」
信越放送
松本市の中学生が、1年間かけて研究した学習の成果を発表しました。 松本市の丸ノ内中学校で1日に開かれたのは、その名も「丸中 Jr.(まるちゅうジュニア)学会」。 【写真を見る】地元の伝統工芸品「松本てまり」の研究も…1年間の学習の成果を保護者や小学生らの前で発表、中学校で「学会」 研究者による学会さながらに、3年生およそ90人がポスター発表を行いました。 テーマは地域の文化や食、防災や幼児教育などさまざま。 2023年の秋から、週に2時間ほどの総合的な学習の時間で取材や体験、調査を進め、グラフや写真を使いながらまとめました。 中学生: 「綿を糸でくるむことで、固くボール状にします。それを“地まり”といいます」 こちらのテーマは、地元の伝統工芸品「松本てまり」。 草木染めの糸を使った江戸時代のてまりを再現し、現代の合成染料を使ったものと比較しました。 発表した3年生: 「頑張って探究してきたことを伝えるのがすごく楽しくて、それを広められるのもすごくうれしいです」 会場には、1・2年生や保護者、近くの小学校の6年生なども訪れ、発表に耳を傾けていました。 保護者: 「データもきれいなグラフにしていて、すごくしっかり調べていて頼もしいと思いました」 小学生: 「たくさんインタビューとかしていて、発表がわかりやすかったです」 丸ノ内中学校は、2022年から生徒が主導する学習を取り入れ、先進的な学びを県が支援する「学びの改革パイオニア校」にも指定されています。
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