柴田善臣騎手が東京8Rピースワンデュックで最年長V記録を更新 「すごくいい馬になるかも」
柴田善臣騎手(57)=美・フリー=が15日、東京8R(3歳上1勝クラス、芝2400メートル)を2番人気ピースワンデュックで鮮やかに逃げ切り、自身のJRA騎手最年長V記録を57歳10カ月17日に更新した。 柴田善騎手は「馬が大人びてきて調教でも以前よりコントロールが利くようにはなってきた。精神的な成長が見られるね。力がある馬だから2400メートルも大丈夫だと思っていた。今すごくいい感じで来ているし、このまま順調に成長していけたら、すごくいい馬になるかもしれないね」と笑みをこぼした。 同馬を管理する大竹正博調教師は連勝に導いた鞍上に対し「点じゃなく線で考えてくれるジョッキー。テンションが上がりやすい馬だけど、引き揚げてくるときも丁寧に戻ってきてくれたし、さすがだなと思います」と大ベテランの手腕をたたえた。