キャデラック「XT4」がマイナーチェンジ! インパネには33インチの巨大ディスプレイが鎮座!AKG製サウンドシステムを新たに装備
ゼネラルモーターズ・ジャパンは12月3日、マイナーチェンジを受けたキャデラックのコンパクトSUV「XT4」の導入を発表し、同日発売した。日本仕様は「スポーツ」の1グレードで、税込車両価格は790万円。納車は2025年初旬からの予定だ。 33インチのLEDディスプレイやAKG社製のサウンドシステムを新たに装備 【写真】「XT4」のインパネに装備されたキャデラック「XT4」がマイナーチェンジ! インパネには33インチの巨大ディスプレイ 世界的に人気の高いコンパクトSUVセグメントにおけるキャデラックの戦略的モデルとして、2021年に日本に上陸したキャデラック XT4。スタイリッシュなプロポーションと躍動感あふれるドライビングテイストは国内外で広く支持されている。新しいXT4は、キャデラックの最新デザイン言語を内外装に採用。エクステリアではフロントとリヤのフェイシアを刷新し、インテリアには新素材のメタルインサートを使用するとともに、インストルメントパネルも一新。33インチのLEDディスプレイやAKG社製のサウンドシステムを新たに装備するなど、モダンで洗練された1台に仕上げられた。 キャデラックの最新デザイン哲学を反映したエクステリア フロントマスクでは、ボディ両端に縦型に配置されたLEDのヘッドランプと、フロントグリル上部に水平に配置されたウィンカーランプによって、ひと目でキャデラックであることを印象づけるとともに、ワイド&ローのシルエットを強調。グロスブラックスポーツメッシュのグリルにはキャデラッククレストが輝き、重厚かつスポーティで存在感あふれるルックスを実現。 リヤビューでは、リフレクターとバンパーが縦型に変更され、視認性が向上するとともに、より安定感を増したデザインに進化。アスリートのような引き締まったボディを強調。新デザインの20インチダイヤモンドカットアルミホイールも高級感とスポーティな走りを想起させる。 空気抵抗の低減と静粛性を高めたボディにより、エアロダイナミクスが向上したものニュース。フロントグリルにはアクティブグリルシャッターが搭載され、必要に応じて閉じることで空力特性を最適化する。リヤ下部のフェイシアは、空気の流れをスムーズに導くディフューザー形状を採用し、ツインエグゾーストを美しく一体化している。 上質へのこだわりと先進テクノロジーで快適さを追求したインテリア インテリアにも、新しいキャデラックのデザイン言語を表現。新素材のメタルインサートや高品質なレザートリム、リアルカーボンを採用したドアトリムなど“本物の素材を使う”キャデラックの伝統を継承している。ジェットブラックの内装には、ブルーステッチのアクセントを施し、上質かつスポーティで心躍る空間を創出している。 インストルメントパネルには、湾曲したデザイン性と視認性に優れた9K解像度の33インチアドバンストカラーLEDディスプレイを採用。さらに、歴史と伝統ある音響・録音システムメーカー「AKG」が手がけたAKG 14スピーカーオーディオシステムが、堅牢なボディとラミネート遮音ガラスとの相乗効果で、極上の音響空間を生み出し、快適で上質なドライブを演出する。 2775mmというロングホイールベースの緻密なパッケージングにより、広々とした室内空間と快適な居住性を提供するもの特色だ。クラストップレベルの後席レッグルームを確保するほか、荷室容量は通常時637L、リアシートバックレストを倒した最大時で1384Lまで拡大できる。 卓越したパフォーマンスと高効率を両立 パワーユニットは230ps/350Nmを発する2.0L直列4気筒ターボエンジン。ツインスクロールターボチャージャーにより、低回転域から鋭いレスポンスを発揮する一方、低負荷時には4気筒のうち2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントシステムによって燃費効率を向上させている。組み合わせる9速ATの滑らかでシームレスな変速は、俊敏な加速と高速巡航時の低燃費に貢献する。 駆動方式はツインクラッチAWDシステムによる四輪駆動。左右後輪間の駆動トルクも最適に制御するトルクベクタリング機能により、精密なハンドリングを実現している。4つのモードから選択可能なドライブモードセレクターや減衰力可変のアクティブスポーツサスペンションにより、どんな路面状況でも確実で俊敏、かつしなやかな走りが楽しめる。 ドライバーに寄り添った革新的な安全機能と運転支援システム 新しいXT4には、先進的な安全装備と、より安心感を与える運転支援システムを標準装備。エマージェンシーブレーキシステムは、カメラやセンサーを用いて検出された車両や歩行者との衝突リスクを回避、または軽減するため自動的にブレーキをかけるなど、緊急時にドライバーの操作をサポートする。また、アクティブセーフティを強化するリヤカメラミラーは、通常のルームミラーとして使用するだけでなく、デジタルミラーに切り替えることで、広角な後方映像を表示することもできる。
MotorFan編集部
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