東海大甲府に選抜旗授与 甲子園から恩返し /山梨
<センバツ高校野球> 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する東海大甲府に22日、選抜旗が授与された。授与式は甲府市の同校体育館で開かれ、在校生や教職員、県高野連の関係者ら約300人が参加した。 新型コロナウイルスの感染対策のため、在校生は2年生に限定し、吹奏楽部の演奏などは行われなかった。野球部員が入場すると、参加者は拍手で出迎えた。同校のスクールカラーである緑色の選抜旗は毎日新聞甲府支局の去石信一支局長から八巻英世校長に手渡された後、三浦諒太主将(2年)に渡った。 続いて壮行会も行われ、八巻校長は「夢の舞台である甲子園で大好きな野球を目いっぱい楽しんできてほしい。期待しています」と激励した。野球部員はステージに登壇し、村中秀人監督が昨秋の関東大会のメンバー18人の名前やポジション、背番号を紹介した。 生徒会長の中島甲斐さん(同)は「野球部の皆さんを生徒一同、誇りに思っている。練習の日々を生かし、戦ってきてほしい」とエールを送り、三浦主将は「支えてくれる方に甲子園から少しでも恩返しをしたい。応援よろしくお願いします」と応えた。【金子昇太】