30歳迎えたオリンピアン小林優香 デビュー10年目に向け「自分らしく、さらに進化できるように」/ガールズケイリン
小倉競輪場のナイター「協和食品杯(FI)」が31日、初日を開催。7Rのガールズ予選1を走った小林優香(30歳・福岡=106期)に話を聞いた。 年初の松山を走ったあと、体調不良で1本欠場した小林は今節が復帰戦だった。 前検日には「状態面はわからないので1走して判断したい」と慎重気味だったが、いざレースになると力強く、圧巻の4角カマシで押し切った。 「欠場明けで心配はあったけど、だからこそ力を試す意味でもしっかりと仕掛けたかったんです。1周を押し切れているし大丈夫だと思います」と不安を一掃した。 今月18日に30歳を迎えたが、体はもちろんのこと気持ちもさらに充実している。 「20代の頃に比べて回復力は違いますけどね(笑)。今年はデビューから10年目になる。自分らしく、さらに進化できるように頑張っていきたい!」と自らを鼓舞し、この先も続く激しい戦いを見据えて気持ちを高めていた。(netkeirin特派員)